「ちらかしさん」と「おかたしさん」。
名前のとおり、正反対すぎる二人が登場する絵本です。
最初から最後まで、
とにかく対照的で、それだけで面白い。
ちらかしさんの家は、ものがあちこちに散らかっていて、
一方のおかたしさんの家は、何もかもがきちんと整っている。
説明が多いわけではないのに、
子どもでも一目で違いがわかるのが、この絵本のすごいところだと思います。
子どもが一番反応したのは、最後の場面
この絵本で、子どもが特に反応したのはラストでした。
ちらかしさんが
「ふとんが見つからない」と言う場面。
それを読んだあと、
「どうして見つからなかったんだろうね?」と聞いてみると、
「散らかしすぎて、どこにあるかわからなくなったんじゃない?」
と、子どもなりの答えが返ってきました。
親が「だから片付けなさい」と言わなくても、
オチそのものが、ちゃんと伝えてくれる。
この“気づき方”が、とてもいいなと思いました。
道徳的すぎないのが、ちょうどいい
この絵本は、
• 片付けは正しい
• 散らかすのは悪い
と、はっきり言い切りません。
ちらかしさんも、おかたしさんも、
それぞれそのまま描かれています。
でも、困る場面はちゃんと描かれている。
だから、
「片付けなきゃいけない」ではなく、
「散らかしすぎると、こうなるんだな」と
子どもが客観的に受け取れる。
しつけの絵本というより、
気づきをくれる絵本、という感じがしました。
親も気持ちがラクな一冊
正直、毎回「片付けなさい」と言うのは疲れます。
この絵本は、
怒らなくても、説教しなくても、
笑いながら読めて、ちゃんと残る。
親にとっても、
子どもにとっても、
ちょうどいい距離感のある絵本だと思います。
家族で大笑いした絵本はこちら👇
📚 『ちらかしさんとおかたしさん』(鈴木出版)
➤ https://amzn.to/4aYmSes
※この記事にはAmazonアフィリエイトリンクを含みます


コメント