― 自分はどこから来たんだろう?と考える絵本 ―
「じぶんのおじいちゃんの
おじいちゃんの
おじいちゃんの
おじいちゃんって、誰なんだろう?」
そんな素朴だけど、ちょっと不思議な問いから始まる絵本、
『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』。
この絵本、わが家では子どもたちがとても好きです。
どこまでさかのぼれるんだろう?
物語は、
「ひいおじいちゃん」
「ひいひいおじいちゃん」
と、どんどん先祖をさかのぼっていきます。
読む前は、
「そんなに昔のこと、想像できるのかな?」
と思っていたのですが、
読んでいくうちに、
「え、そんなところまで行くの?」
と、大人のほうが引き込まれてしまいました。
そして最後にたどり着くのが――
原始人。
「え、原始人!?」
と、思わず笑ってしまう展開です。
自分は、意外とたくさんの人とつながっている
この絵本を読んで感じたのは、
自分は、
思っている以上に、
昔のたくさんの人たちと
ちゃんとつながっているんだ
ということ。
今ここにいる自分は、
急に現れた存在ではなくて、
長い長い時間の中で、
たくさんの命がつながってきた結果なんだと、
とても分かりやすく伝えてくれます。
子どもが好きな理由も分かる
この絵本、内容は少し哲学的なのに、
子どもは純粋に楽しそうです。
・「ひいひいひいひい…って何回言うの?」
・「原始人がおじいちゃんって変!」
・「じゃあ、〇〇くんのひいひいひいひいおじいちゃんも原始人?」
そんな会話が自然に生まれます。
難しい説明をしなくても、
「考えるきっかけ」をくれる絵本だと思いました。
面白い、だけじゃなくて、少し深い
この絵本のいいところは、
説教くさくないこと。
「命は大切」とか
「ご先祖さまに感謝しよう」とか、
そういう言葉は一切出てきません。
ただ、
たどっていったら原始人だった。
それだけ。
でも、その「それだけ」が、
読んだあとに静かに残ります。
親子で読むと会話が広がる絵本
「面白いね」で終わってもいいし、
「自分はどこから来たんだろう?」と話してもいい。
どちらでも成立する、
とても自由な絵本です。
子どもが好きなのも納得でした。
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