つながらなくても、大丈夫になった話

まず自分の生活と心を大切にしていきたいイメージ写真 暮らし

大学時代や新入社員のころ、私はとてもアクティブでした。
友達と会う時間や、趣味のヨガに打ち込む時間を大切にしていました。

けれど社会に出ると、思い描いていた会社生活とは違う現実に出会い、
結婚を機に退職を選びました。

その後、夫の海外転勤でインドでの生活が始まりました。
知り合いも役割もない中で、自分の居場所を探すようにヨガに打ち込みましたが、
異国での生活の難しさも強く感じました。

帰国後は、実家から離れた土地で妊娠・出産。
友達のいない環境で、ひどいつわりと育児が始まり、生活は一気に変わりました。

それまで自然につながっていた友達とも、少しずつ距離ができました。
夜に出かけられない日々。
会えたとしても、どこかに罪悪感が残る毎日。

さらに、友達は復職して忙しく過ごしている中、私はずっと専業主婦。
「みんなと違う自分」と感じて、会いにくさを覚えることもありました。

「育児と家事しかしていないのに、遊びに行っていいのだろうか」
そんな思いが、いつも心の片隅にありました。

本当は会いたい気持ちもある。
ただ、余力がなかったのだと思います。

最近は、幼稚園の送迎距離が長くなり、
毎日の自転車送迎で体力を使い切ってしまうこともあります。
育児は基本ワンオペ。
生活を回すだけで精一杯な毎日です。

だから今は、無理につながらなくても大丈夫だと思えるようになりました。
むしろ、会うことのほうが体力的に大変だと感じることさえあります。

それは、人に興味がなくなったわけではありません。
ただ、今は忙しいのです。

忙しい毎日でも、少しずつ変化はあります。
休日には夫が子どもを見てくれるようになり、
ほんの少し、余力も戻ってきました。

そして、ようやく気づきました。

私は「育児と家事しかやっていなかった」のではなく、
「ちゃんとやってきた」のだと。

分かりやすいやりがいはないかもしれません。
でも、空虚ではありません。

今は、外に広げる時期ではなく、内側を保つ時期。
無理につながらなくても、大丈夫。
それは諦めではなく、
今の自分の体と生活を、きちんと理解しているという感覚です。

そして、きっとその時が来たら、
友達と自由に会って、楽しく話せる日も来る。
今はその日まで、
まずは自分の生活と心を大切にしていきたいと思います。

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