『おかあちゃんがつくったる』子どもと親、どちらの気持ちもわかってしまう絵本

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子どもと親、どちらの気持ちもわかってしまった話

『おかあちゃんがつくったる』は、
お母さんが子どものために一生懸命、服を作ってくれるお話です。

愛情たっぷりで、気持ちはとても嬉しい。
でも、既製品みたいにかっこよくはない。

子どもは
「うれしい」
「でも、ちょっと恥ずかしい」
その間で、心が揺れ動きます。

この絵本を読んで、
私はその気持ちがとてもよくわかると思いました。

子どもの頃、私もそう感じたことがあった

うちには、手作りの服や持ち物はありませんでした。
でも、買ってもらったものに対して、

「本当はこれじゃなかった」
「友だちの持っているのがよかった」

そんなふうに思ったことは、きっとあったと思います。

口には出さなくても、
もらった気持ちと、正直な気持ちが一致しない、
あのなんとも言えない感覚。

この絵本を読んで、
忘れていた子どもの頃の気持ちが、静かに思い出されました。

親になった今、同じ立場に立っている

そして今、私は親の立場になりました。

私はこの絵本のお母さんのように、
何かを手作りするタイプではありません。
正直、苦手です。

その代わり、
「これ、いいと思って」
「喜ぶかなと思って」
そうやって選んで買ってあげることがあります。

でも、そんなときに限って、

「これじゃなかった」
「いらない」
「思ってたのと違う」

と言われてしまうこともあります。

がっかりしたり、
ちょっと悲しくなったり、
でも、怒るほどでもない。

この絵本のお母さんの気持ちが、
今なら、痛いほどわかります。

揺れ動く心の正体は「愛情」

子どもは、わがままなわけでも、
意地悪なわけでもない。

親は、押し付けたいわけでも、
自己満足なわけでもない。

どちらも、ちゃんと相手を思っているからこそ、
気持ちがすれ違ってしまう。

この絵本は、
そんな親子の間にある、言葉にしにくい感情を
とてもやさしく描いていると感じました。

結局、これは愛情の話だった

『おかあちゃんがつくったる』は、
「手作りがいい」「既製品がいい」
そんな話ではありません。

子どもとしての気持ちも、
親としての気持ちも、
どちらも正しい。

そして、その根っこには、
間違いなく「愛情」がある。

親も子どもも、
揺れ動きながら、少しずつ関係を育てていく。

この絵本は、
そんな当たり前だけど大切なことを、
静かに思い出させてくれました。

絵本『おかあちゃんが つくったる』は、
子どもだった頃の気持ちと、親になった今の気持ちが同時に重なる一冊です。

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