時間はかかるけれど、確実にわかっている|下の子の計算のしかたから思ったこと

親子のイメージ画像 子育て・教育

くもんのプリントをしていると、
兄弟でも本当にやり方が違うなと感じます。

上の子は、さっと見て、さっと解いて、早く終わらせたいタイプ。
形で覚えるのが得意で、計算もスピードがあります。

一方、下の子はまったく違います。

プリントの前で、変な声を出しながら考えたり、
ビー玉を並べてみたり、途中で席を立ったり。
見ていると、「ちゃんとやっているのかな?」と
少し心配になることもあります。

でも、最近気づいたことがありました。

簡単な計算は時間がかかるのに

くもんの足し算、
「+1」「+2」「+3」といった簡単そうな問題でも、
下の子はとても時間がかかります。

何度も数え直して、
納得するまで確認してから答えを書く。

正直、「もう分かっているはずなのに」と
思ってしまうこともありました。

ところがある日、
12×12をどうやって計算したのかを聞いてみたとき、
私は少し驚きました。

下の子の頭の中の計算

下の子は、12をそのまま覚えているのではなく、
10と2に分けて考えていました。

10が12個で120。
そこに、2が12個で24を足す。

つまり、
120+24=144。

そうやって、頭の中で組み立てていたのです。

簡単な足し算では時間がかかるのに、
こういう「かたまり」で考える計算は、
意外なほどすっと出てきました。

遊びの中で育った感覚かもしれない

そのとき、ふと思い出したことがあります。

ポケモンカードで遊ぶとき、
下の子はダメカンを10ずつまとめて数えます。

「これは10がひとつ」
「これはあと2」

遊びの中で、
自然と「かたまり」で数えることをしていました。

もしかしたら、
あの遊びの感覚が、そのまま算数につながっているのかもしれません。

勉強として教えたわけではなく、
遊びの延長で身についた考え方。

そう思うと、
遠回りに見えた時間も、ちゃんと意味があった気がしました。

ゆっくりでも、自分で確かめたい

下の子は、
人の説明をそのまま受け取るよりも、
自分で試して、確かめて、納得してから進むタイプです。

だから時間はかかるけれど、
一度わかると、理解はとても確実。

「覚えが遅い」のではなく、
「確かめる工程が多い」だけなのかもしれません。

比べなくていいと思えた理由

上の子は早い。
下の子はゆっくり。

でも、見ている方向が違うだけで、
どちらもちゃんと考えている。

そう思えたとき、
下の子のペースを、少し信じられるようになりました。

時間がかかっても、
遠回りでも、
この子なりの道で、ちゃんと進んでいる。

そう感じられたことが、
今は何よりの安心です。

おわりに

子どもの学びは、
プリントの速さや、見た目の出来だけでは分かりません。

遊びの中で育った感覚が、
ある日ふっとつながることもある。

下の子の計算のしかたを見て、
私はそれを教えてもらいました。

焦らず、比べず、
この子のやり方を、もう少し見ていこうと思います。

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