「練習段階が違う」という視点
兄弟で同じ習い事をしていると、
どうしても比べてしまう場面が出てきます。
できる・できない
進みが早い・遅い
集中している・ぼーっとしている
頭では「比べないほうがいい」と分かっていても、
現実はなかなか難しい。
「それだけで褒めるの?」と言われた日
下の子は、そろばんに行くだけで精一杯。
正直、ぼーっとしている時間も多い。
それでも
「今日は行けたね」
「座って頑張ったね」
そう声をかけると、
上の子から
「それだけで褒めるの?」
と言われました。
ドキッとしました。
確かに、上の子は集中して、
どんどん進んで、ちゃんと努力している。
同じ言葉で褒めるのは、
違うのかもしれない。
同じ習い事でも「練習段階」は違う
そのとき、私の中でしっくりきた言葉が
「練習段階が違う」でした。
• 下の子は
👉 行く・座る・投げ出さない
“慣れるための練習”の段階
• 上の子は
👉 正確さ・スピード・集中力
“上手になるための練習”の段階
同じそろばんでも、
取り組んでいる課題はまったく違う。
プールもまずは水慣れの段階と水に慣れたら泳法を学ぶようになる。
そのように考えたら、イメージしやすかった。
上の子には、ちゃんと伝えたい
「下の子はまだ小さいからね」
それだけだと、上の子の努力が軽くなる気がしました。
だから、こう伝えるようにしています。
「今は△△は“続ける練習”の時期なんだよ。
〇〇はもう“上手になる練習”に入ってる。
それって、もう一段階上にいるってことだよね」
下の子を下げず、
上の子の頑張りをちゃんと認める。
この言葉で、空気が少し和らぎました。
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比べない、は「同じに扱わない」こと
比べないというのは、
同じ言葉で褒めることでも、
同じ基準で見ることでもない。
その子が
今、どの段階にいるかを見ること。
それだけで、
親の気持ちも、少し楽になります。
兄弟育児は、どうしても迷う。正解なんて分からない。
でも
「練習段階が違う」
そう思えるようになっただけで、
少し、見守れるようになった気がしています。
私も、まだまだ修行中です。


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